自宅再建・ガンプラ改造への道
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立体造形

好みの自動車デザイン:第20回ーー2ドア・クーペの系譜: 第2回【米国編】リンカーン・コンチネンタル Mk4、1972(外装色:ブラック) Lincoln Continental MK4, 1972(Black)

 

#『ナイフ・ブレード』デザインの完成形:

 

 

(リンカーン・コンチネンタルMK4【写真上】で完成された『ナイフブレード・フェンダー」がさらに大型化され、普遍化されて、コンチネンタルMK5【写真下】にも採用され、史上最大の2ドア車(6メートル弱)として、大成功を収めました。)

 

 

*第20回ーー2ドア・クーペの系譜: 第2回【米国編】リンカーン・コンチネンタル Mk4、1972(外装色:ブラック)

 

(GLM Models製, 1/43 リンカーン・コンチネンタル MK4, 1972 (ブラック)改造箇所:車軸微調整、ドア下ロッカー部からリア・オーバーハング部分下を薄々攻撃+銀で再塗装)

 

 

 

 

#好みの自動車デザインーー2ドアクーペの系譜:

 

第20回目の今回は、『2ドアクーペの系譜』と題しまして、各国のお国柄や、外観デザインの個性が強く表れる、高級2ドア(GT)クーペについてお話ししてみたいです。

 

 

 

 

 

 

以下の要領で進めていきます。

第2回の今回は【米国車編】

1972年型、
リンカーン・コンチネンタル MK4
についてのお話です。

 

 

 

【2ドア・クーペの系譜・今後の予定】

【米国車編】
第1回:キャデラック・エルミラージュ、2013(メタリック・レッド)
第2回:リンカーン・コンチネンタル MK4、1972(ブラック)
第3回:マーキュリー・クーガー, 1967(メタリック・グリーン)
【ドイツ車編】
第4回:MB 540K スペシャル・ロードスター、1936(ブラック)
第5回:MB 300SL ロードスター、1957(シルバー)
第6回:MB SLS AMR ガルウイング、2010(ブラック)
【英国車編】
第7回:ジャガーXKR, 1996(ダークメタリック・グリーン)
第8回:アストン・マーチン One-77(メタリック・ブルー)
【日本車・日産編】
第9回:ニッサン 初代シルビア、1965(メタリック・ゴールド)
第10回:ニッサン 5代目シルビア、1988(メタリックグリーン)
【日本車・マツダ編】
第11回:マツダ コスモ・スポーツ、1967(シルバー)
第12回:マツダ ユーノス・コスモ(2トン:黒&グレー)
【日本車・トヨタ編】
第13回:トヨタ/ヤマハ・2000GT、1967(アイボリー・ホワイト)
第14回:トヨタ・2代目ソアラ, 1986 (2トン:黒&グレー)
第15回:レクサス LC【GWZ100型】、2017(メタリック・レッド)

 

 

 

*1972年型、一年だけの奇跡!…完璧なナイフ-ブレード-フェンダー

 

 

 

 

 

 

映画版、



アルカディア号の
先端のナイフ
じゃないですよ!!

2本の巨大なナイフが

こちらに向かって迫り来るようなフロントデザインが特徴的な、







『1972年型』、
リンカーン・コンチネンタル MK4ですが、
ここで肝心なのは、この1972年型という所です。


このナイフの刃先のような
フェンダーラインの変遷ですが、
1956年型のMK2では、ボディーの伸びやかさは既に顕著ですが、いまだ丸型ヘッドライトを収めるために、ナイフのエッジのようなフェンダーラインは不在でしたが、


その後1969年に復活したMK3では、ナイフ・エッジ型のフェンダーラインが現れ、
1971年型を最後に、それまでのシャーシを離れ、


遂に1972年、新型シャーシの上に、ライバルのキャデラック・エルドラドに並ぶため、8インチ大型化されたボディーをのせてあらわれたMK4には、

『フロントフェンダーの下面が丸くえぐれた』完璧なナイフブレード・フェンダー輝いていました!!




しかしながら、
1973年型には、
安全基準の見直しから、5マイル衝撃吸収バンパーがフロントのみに装着され、理想のナイフブレードフェンダーはわずか一年で姿を消しました。

リアバンパーは72年型と同じきれいなテーパーが付いたものが付いていました、、、、





そして最終的に、1974年型では後部にも不格好な衝撃吸収の5マイル、リア・バンパーが搭載され、刃先が美しい弧を描くナイフブレードフェンダーの形状は【丸から角へ】崩れていきました。泣

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1977年登場の、MK5では、更に全長が伸び、ボディー断面も角基調なものに変更され、鋭いナイフブレードフェンダーラインは抑え気味になりましたが、市場ではその巨大さと全体のバランス感が受け、パーソナル感が薄れかけたライバル、エルドラドをよそ眼に大ヒットを記録しました。

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*ナイフブレード・フェンダーとは?:


ナイフブレード・フェンダー」または「レーザーエッジ・フェンダー」デザインを採用したアメリカ車には、リンカーン・コンチネンタルクライスラー・インペリアルなどがあります。これらのデザインは1960年代から1970年代にかけて特に人気を博しました。
主要なアメリカ車:
「ナイフブレード」または「レーザーエッジ」という用語は、車のボディサイドに沿ったシャープで角張ったエッジ処理を指し、1960年代のエルウッド・エンゲル(Elwood Engel)によるデザイン哲学を反映しています。
  • 1961年 リンカーン・コンチネンタル (Lincoln Continental)
  • このモデルは、クリーンでエレガントな直線的なスタイリングで知られており、その「平板な側面」(slab-sided)のデザインは、明確でシャープなフェンダーラインを特徴としています。このデザインは、当時のアメリカの高級車市場における新しい方向性を示し、多くのデザイナーに影響を与えました。観音開きの「スーサイド・ドア」も特徴的です。

 

  • 1964年 クライスラー・インペリアル (Chrysler Imperial)
  • エルウッド・エンゲルがリンカーンからクライスラーに移籍した後、彼はインペリアルに同様のシャープなデザインを導入しました。1964年モデルは完全に再設計され、フロントからリアまで伸びる「ナイフブレード」フェンダーが特徴で、リンカーン・コンチネンタルとの類似性が見られます。1967年型クライスラー・インペリアルも、この特徴的なデザイン要素を備えています。

 

  • スチュードベーカー・アヴァンティ (Studebaker Avanti)

  • 1963年モデルのアヴァンティは、現代的なリンカーン・コンチネンタルにインスパイアされた「ナイフブレード」フェンダーを備えていましたが、そのグリルレスのノーズデザインは物議を醸しました。

これらの車両は、1950年代の派手なテールフィンから、より抑制された、しかし印象的なシャープなラインへの移行を象徴しており、アメリカ車のデザイン史において重要な位置を占めています。

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それでは、
リンカーン・コンチネンタルMK4, 1972年型について、
こんな感じで進めていきます。

 

*客観解説:対キャデラック・エルドラドの本命
*デザイン的特徴:「2本のナイフ・ブレード」
*『私』と1972年型、MK4 : ナイフ好きのアメリカ人
*まとめと雑感:三題噺:
*その他の『ナイフ・ブレードな』アメ車たち

 

 

*実車解説:フォードの対キャデラック・エルドラドの本命?

 

(三台のナイフブレード・デザイン【上から、1967年のエルドラド、1972年Mk4、1977年Mk5】の成功例:サイドビュープロファイルはかなり似ていますね。ーーーー>FF車のエルドラドが一番FR車的なプロポーションなのが面白いです。)

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1972年に競争相手だったGMの人気車種、キャデラックエルドラドを標的として登場したリンカーン・コンチネンタル・マークIV(Mark IV)は、1970年代初頭の「パーソナル・ラグジュアリー・クーペ」の黄金期を象徴する、圧倒的な存在感を放つモデルで、以下のような独自の贅沢なデザイン的特徴を備えていました。 
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エクステリアデザインのテーマ:圧倒的な存在感と伝統の融合 


プロポーション
: 「ロングノーズ・ショートデッキ」の伝統的なFRクーペ・スタイルを継承して、前代のMK3よりも低く、長く、ワイドなボディを持ち、全長は約5.8mに及び、圧倒的なサイズ感を誇ります。

フロントマスク: 垂直基調の大型グリル(ロールス・ロイス・スタイルとも評される)と、点灯時以外は隠されている「リトラクタブル・ヘッドライト」が、重厚かつ洗練された表情を作り出しています。

オペラ・ウィンドウ: Cピラーに設けられた楕円形の小さな窓「オペラウィンドウ」がこのモデルで初めて導入され、当初はオプションでしたが、非常に人気が高かったため、後に標準装備となりました。

コンチネンタル・スペア: トランクフード中央にあるスペアタイヤの膨らみを模したデザイン(フェイク・スペアタイヤ・ハンプ)は、コンチネンタル・シリーズのアイデンティティとして受け継がれています。

ボディライン: 先代のマークIIIよりも丸みを帯びたボディサイドと、切り立ったフェンダーラインが特徴で、より現代的で優雅な印象を与えます。

エンジン: 巨体を動かすために 7.5リッター (460 cubic inch) V8エンジン を搭載していました。

 

 

 

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インテリアくつろぎの個人空間、豪華絢爛なキャビン 

至高の素材: 厚手のカーペットやウッド調パネルに加え、高級なレザーやベロア素材を用いた「ツイン・コンフォート・ラウンジ・シート」が採用され、リビングのような快適さを提供します。

カルティエ・クロック: ダッシュボードには高級宝飾ブランド「カルティエ(Cartier)」のサインが入ったアナログ時計が標準装備されており、ステータスの高さを強調しています。

快適装備: オートエアコン(Automatic Temperature Control)や6ウェイ・パワーシート、パワーウィンドウなど、当時の最新かつ最高級の快適装備が標準またはオプションで用意されていました。 

このほか、デザイナーズ・シリーズなどの特別仕様車が後に展開されるなど、ファッション性の高さもマークIVの大きな特徴です。 
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#主要諸元:

  • 型式:2Y89A…
  • 総排気量: 7,538 cc | 460.0 立方インチ| 7.5 L.
  • 最高出力 : 224 PS @ 4,400 rpm
  • 最大トルク:47,3 kg-m
  • 駆動方式:FR(フロントエンジン、リアドライブ)
  • 定員:5又は6
  • 車体形式:2ドア、5-6シート、ハードトップ・クーペ
  • ホイールベース:3,058 mm

    • 全長:5,591 mm
    • 全幅:2,027 mm
    • 全高:1,359mm
  • 車両重量:
    • 2,174kg

 

*デザイン的特徴:『2本の鋭いナイフ・ブレード』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本ブログと記事内容につきまして:

ブログ記事を書くにあたり私の目標は、立体造形(料理も含めて)とのかかわりを通じて、私個人の特徴的(ネジ曲がり方も含めて)な評価軸を解明することで、「美しさ・美味しさ」に対する好奇心や、探求心を、どのように満足・充足させてきたのかを明記しておくことです。

従いまして、記事の中に出てくる、数字や年号、微細なデータなどには細心の注意を払っておりますが、時に大きな間違いや勘違いを犯していることも考えられます。特に自動車記事における主要諸元や、年号などには紛らわしいものも多く、あくまで参考程度に考えていただければ幸いです。

私としては、記事の中で個人的な外観デザインや味覚の評価、そこから広がる後半部分につなげるための、『流れ』を作るための客観的材料として年号やデータを挿入している感じです。あくまで重視したいのは、私個人の頭の中で起こる、記憶の錯そう的混沌から生まれる新たな『見方』や『情報の予想外のつながり』です。その勢いを作り出す、『流れ』の一環として、諸データが副次的に必要となるわけです。

話がそれますが、大好きな落語の世界に「三題噺」という、その場て会場から募った3つのお題を使って1つのお話に仕立てるといったお遊びがございますが、私はそれに近いことを立体造形の特徴や(料理のお味)をお題にして行っている感じがします。その中で頭の中に去来する数々の着想が、全く予想外で楽しく、次回からの記事内容を大幅に変えたり、新展開につながっています。

 

当ブロブの仕組み:
『好奇心の点と線 x 気まぐれ脳内回路=予想外の新展開』

 

こんな自分勝手なブログですが、今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

追記:上記の『流れ』を作る為に必要な写真はできる限り、個人所有のミニカー・自前の料理などを使い撮影しておりますが、その他の必要最小限の図版や写真を他のブログ主様の記事や諸会社ホームページなどからお借りしております。(記事内容に合うよう加工させていただき、使用時は最小の解像度で載せております。)問題がある場合、ご連絡いただければ直ちに降ろさせていただきます。

追記2:当ブログ記事に掲載のミニカー写真等(個人撮影)は許可なしで、どのようにお使いいただいても結構です。私個人の創造性はこの世のもの、と言う認識の上で記事を製作しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

ABOUT ME
折り紙キャット
愛知県生まれ、米国在住の立体造形好き、2025年の山火事で自宅、趣味で改造したガンプラ、フィギュア、ミニカー等のコレクションすべてを焼失。自宅再建と失くした物の買い直しについての日記です。
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