自宅再建・ガンプラ改造への道
Gunpla Burnt by Wildfire
立体造形

好みの自動車デザイン:第55回ーー2ドア・クーペの系譜: 第35回【英国車②】 ジャガー・Eタイプ ロードスター、1961(ライトブルー・メタリック)『最も美しいクルマ⁉』Jaguar Type-E Roadster、1961(Lite Blue Metallic)『The Most Beautiful?!』

 

(写真撮影に使用したミニカー:GFCC社製、1/64ダイキャスト完成品、ジャガー・Eタイプ、ロードスター1961(ライトブルー・メタリック)---改造箇所:タイヤ軸位置を微調整+幌部分を再整形して小型化)

 

 

 

好みの自動車デザイン:第55回ーー2ドア・クーペの系譜: 第35回【英国車②】 ジャガー・Eタイプ ロードスター、1961(ライトブルー・メタリック)『最も美しいクルマ⁉』Jaguar Type-E Roadster、1961(Lite Blue Metallic)『The Most Beautiful?!』

 

 

(撮影用ミニカー②:京商製、1/64ダイキャスト完成品、ジャガーXKR(メタリック・グリーン)---改造箇所:トレッドを最大化)

 

 

第55回目の今回は、『2ドアクーペの系譜、第35回』と題しまして、各国のお国柄や、外観デザインの個性が強く表れる、高級2ドア(GT)クーペ / ロードスターについてお話ししてみたいです。【注意:オープンカーを含む】

 

 

 

 

以下の要領で進めていきます。

 

第35回の今回はいよいよ
【英国車編②】003としまして、

 

1961年発表の
ジャガー・Eタイプ ロードスター(ライトブルー・メタリック)
についてのお話です。

 

 

 

 

 

【2ドア・クーペの系譜:目次】


【米国車編】
第1回:キャデラック・エルミラージュ、2013(メタリック・レッド)
第2回:リンカーン・コンチネンタル MK4、1972(ブラック)
第3回:マーキュリー・クーガー, 1967(LTメタリック・グリーン)

【ドイツ車編】

第4回:MB 500K スペシャル・ロードスター、1936(ブラック)
第5回:MB 300SL ロードスター、1957(シルバー)
第6回:MB SLS AMR ガルウイング、2010(ブラック)

【英国車編】
第7回:マクラーレン・F1、1992(メタリック・オレンジ)
第8回:ジャガー・XKSS ロードスター、1957(ロイヤル・ブルー)
第9回:ジャガー XKR クーペ、1996(ダークメタリック・グリーン)

【日本車・ニッサン編】
第10回:ニッサン 初代シルビア、1965(シャンペン・ゴールド)
第11回:ニッサン 5代目シルビア、1988(LTメタリック・グリーン)

【イタリア車編】
第12回:フェラーリ 250TR ポンツーンフェンダー、1958(赤)
第13回:フェラーリ 250GTO、1962(イタリアン・レッド)
第14回:ランボルギーニ・コンセプトS、2005(パール・ホワイト)

【日本車・マツダ編】

第15回:マツダ コスモ・スポーツ、1968(レーシング・ホワイト)
第16回:マツダ ユーノス・コスモ、タイプ‐S(2トン:黒&グレー)

【フランス車編】
第17回:ブガッティ・タイプ59、1935(フレンチ・ブルー)
第18回:シトロエン・SM、1970(シャンペーン・ゴールド)
第19回:ブガッティ・ラ・ヴォワチュール・ノワール、2019(黒)

【日本車・トヨタ編】 

第20回:トヨタ/ヤマハ・2000GT、1967(アイボリー・ホワイト)
第21回:トヨタ・2代目ソアラ、1986 (クリスタル・ホワイトⅡ)
第22回:レクサス LC500【GWZ100型】、2017(MT・レッド)

【米国車編②】
第23回:ダッジ・チャレンジャー、1970&プリムス・バラクーダ、1971
第24回:ダッジ・ヴァイパー SRT‐10 ACR、 2008(ブラック)
第25回:フォード・シェルビーGR-1 コンセプト、2004(クローム)

【日本車・ミツビシ編】 
第26回:ミツビシ・ギャラン λ、1976(ブラウン・メタリック)
第27回:ミツビシ・エクリプス【北米仕様】、2006(オレンジ・メタ)

【ドイツ車編②】
第28回:BMW M635CSi、1984 (ダーク・メタリックブルー)
第29回:MB 560SEC AMG 6.0 ワイドボディー、1989(ブラック)
第30回:BMW M2 純正パフォーマンス・パーツ仕様、2025(ネオン・ライム)
第31回:初代アウディー・TT、1998(レイク・シルバー・メタリック)

【日本車・スバル編】 
第32回:スバル・クロストレック XV, 2012(ライムグリーン・メタリック】

【英国車編②】
第33回:ロータス・初代エリート, 1959(ブリティシュ・グリーン)
第34回:ロータス・エラン S4 スプリント(3トーン:メタブルー、白&金)
第35回:ジャガー・Eタイプ ロードスター(ライトブルー・メタリック)

【日本車:ホンダ(軽量スポーツ編)】
第36回:ホンダ S800、1966(スカーレット)
第37回:ホンダ 【ワンダー】シビック Si
、1984 (スーパーレッド)
第38回:ホンダ ビート、1991(サンバ・イエロー)

【イタリア車編➁】
第39回:ランチア ガンマ・クーペ、1976(グリジオ・アージェント(銀))
第40回:マセラティ― メラク SS、1975(ブルー・セーラ・メタリック)
第41回:フェラーリ ラ・フェラーリ、2013(ロッソ・コルサ(赤))

【日本車:トヨタ編②】
第42回:トヨタ コロナ・ハードトップ 1800GT-TR、1982 (ブレージングレッド(赤))
第43回:トヨタ GRスープラ、2019 【DB型・A90/A91】 (ボルカニックアッシュグレーメタリック(銀))
第44回:トヨタ GR GT、 2027【予定】(ガンメタル系)

 

 

【米国車③番外編】:コルベットの系譜
第1回:1967年型 スティングレー【C2】コンバーチブル(ハードトップ・メタ青)
第2回:1972年型 コルベット 【C3】コンバーチブル(メタリック・ブルー)
第3回:1984年型 コルベット 【C4】クーペ(ブライト・レッド)
第4回:コルベット・インディー、1986【ミッド・シップの先行開発車】(シルバー)
第5回:スティングレー・コンセプト、2009【FRスポーツ・先行開発車】(ライトプルー・メタリック)

 

 

 

 

 

 

#史上最も美しいクルマ・ベスト10リストーーー【常連N0.1 】

 

 

 

 

 

 

とうとうこの時が来ました。


*もう少し車幅が広ければ、、、完璧とか、

*クーペ版のリア部分のボリュームがちょっと、、、とか、


色んな難癖をつけて、

伸ばし伸ばしにしてきましたが、

そのデザイン史に刻まれた偉大さは、
否定のしようがない程に大きなもので、

 

自分自身にとにとって、
常に気にかけてきた存在であり続けています。照

 

 

 

 

 

 

今回入手しました、
GFCC社製のロードスターの出来の良さにほだされて、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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では、頑張っていってみます!

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じで、、、

*実車解説:史上No.1のデザイン?
*外観デザインの特徴:似たものがほかに無い風格!
*『私』とジャガー・Eタイプ ロードスター
*三題噺:野球帽・マルコムセイヤーズ・美の極致
*その他の英国ロードスターたち、、、

 

 

 

*実車解説 : 史上『No.1のデザイン』?

 

 

 

 

 

 

 

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1961年のジュネーブ・モーターショーで発表されたジャガー・Eタイプ(Jaguar E-Type)ロードスターは、

自動車デザインの歴史における最大の金字塔の一つです。エンツォ・フェラーリが「これまで造られた中で最も美しい車」と評したという逸話はあまりにも有名ですが、その美しさは単なる装飾の産物ではなく、高度な空力工学、レーシング・テクノロジー、そして英国独自の審美主義が奇跡的なバランスで融合した「機能美」の極致でした。

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インダストリアル・デザイナーおよびカー・デザイナーの視点から、この歴史的名車の「外観デザイン」と「メカニズム(機構)」がどのように相互作用し、時代を超越するアイコンとなったのかを徹底的に解剖します。
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1. 外観デザインの解剖:黄金比と彫刻的プロポーション
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Eタイプのエクステリアをデザインしたのは、航空工学のバックグラウンドを持つマルコム・セイヤー(Malcolm Sayer)です。彼は自らを「スタイリスト」ではなく「エアロダイナミスト(空力技術者)」と定義していました。そのため、Eタイプのボディラインは、直感的なスケッチから生まれたものではなく、数学的な計算とグリッド(幾何学)によって導き出されたものです。
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① 圧倒的な「ロングノーズ・ショートデッキ」の構成:
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Eタイプのスタイリングを決定づけているのは、全長(4,455mm)のほぼ半分を占めるかのような圧倒的なロングノーズと、タイトに絞り込まれたショートデッキの比率です。デザイナーの目で見ると、このプロポーションは視覚的な「動勢(ダイナミズム)」を極限まで高めています。停車している状態であっても、車体が今まさに前方へ飛び出そうとしているかのような、強烈な前進モーメントを観る者に与えます。
フロントフェンダーからドア、自由な曲線を描いてリアフェンダーへと流れる「キャットライン(猫の背中のような曲線)」は、当時のどの競合車よりも低く、エレガントでした。これは、フロントの圧倒的なボリュームに対して、キャビン(居住空間)を極限までコンパクトに設計し、視覚的な重心をリアタイヤの真上に配置したことによる効果です。
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② 水流のようなサーフェス(曲面)の連続性:

Eタイプの表面には、現代の車に見られるようなキャラクターライン(鋭い折れ目)がほとんど存在しません。すべての面が豊かなふくらみを持った「3次元曲面」で構成されています。特にフロントのボンネットフード(カウル)は、1枚の巨大な金属の彫刻のようです。
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    • ボンネット中央のパワーバルジ: 直列6気筒DOHCエンジンの干渉を防ぐための実用的な膨らみですが、これがノーズのセンターラインを強調し、視覚的なスピード感を補強しています。
    • フェンダーのフレア: フロントとリアのホイールハウス周辺は、タイヤを包み込むように有機的に膨らんでおり、筋肉質な野生動物を彷彿とさせます。マルコム・セイヤーは数学的数式を用いてこれらの曲面を定義し、空気抵抗(Cd値)を低減させると同時に、光の反射(ハイライト)が途切れることなくボディを流れる美しいサーフェスを実現しました。

③ ディテールのミニマリズムと機能の視覚化:
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1961年の「シリーズ1」と呼ばれる初期型ロードスターには、後のモデル(シリーズ2や3)にはない、極めてピュアなディテールが残されています。
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    • ガラスカバー付きヘッドライト: フロントフェンダーの先端に埋め込まれたヘッドライトは、空力を乱さないよう、美しいペルスペックス(アクリル)製のカバーで覆われています。この「目」のデザインが、Eタイプに生き物のような表情を与えています。
    • 極小のクロームバンパー: バンパーはボディラインを邪魔しないよう、細く、繊細に、彫刻的なオーバルグリルを縁取るように配置されています。
    • 3連ワイパーとセンターマウントのマフラー: 視覚的な中心軸(センターライン)を強調するため、リアのツインエキゾーストは中央に配置され、フロントの3連ワイパーは低く構えたウインドシールドの機能性を物語っています。
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2. メカニズム(機構)との融合:レーシング・DNAのパッケージング
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カーデザインにおいて「パッケージング(機関配置と骨格)」はデザインの成否を握る根幹です。Eタイプの美しさは、ル・マン24時間レースを制覇したレーシングカー「Dタイプ」の構造を市販車にコンバートしたことから生まれています。
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① モノコックと鋼管スペースフレームのハイブリッド構造:
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Eタイプのボディ構造は、当時としては革新的なハイブリッド構造でした。キャビンから後ろは鋼板を溶接した「モノコック(応力外殻)」構造であり、そこから前方に向けて「鋼管スペースフレーム(サブフレーム)」が突き出す形をとっています。
この構造が、デザインに決定的な影響を与えました。重いエンジンとフロントサスペンションをこの軽量なスペースフレームが支えるため、フロントの「バルクヘッド(隔壁)」を非常に低く抑えることが可能になったのです。これが、あの低く地を這うようなボンネットラインを実現した技術的背景です。
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② フロントヒンジの巨大な一体型カウル:
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Eタイプのボンネットは、フェンダーやヘッドライトまでを巻き込んだ一体型のフロントカウルとなっています。前方に大きくチルトして開閉するこの機構は、レーシングカーそのものです。
デザイナーの視点から見ると、この機構は「ボディの分割線(パーティングライン)」を劇的に減らすことに貢献しています。通常の車であれば、フェンダーとボンネットの間に走る縦の隙間がデザインを分断してしまいますが、Eタイプはドア前部まで一切の切れ目がない、完全な一枚の面としてノーズを表現できています。
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③ XK 3.8リッター直列6気筒エンジンとパッケージング:
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心臓部である3.8リッター XKエンジンは、長い直列6気筒レイアウトを持ち、その上部に3基のSUキャブレターが並びます。この「細く、長い」エンジンが収まるスペースが必要だったからこそ、あのロングノーズが生まれました。
また、エンジン高を抑えるためにサンプ(オイルパン)の形状が工夫され、キャブレターの吸気ダクトを逃がすために、前述のボンネット上のパワーバルジが必要不可欠となったのです。機構が形を決定し(Form Follows Function)、その形をセイヤーが究極の美へと昇華させた好例です。
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④ 独立懸架サスペンションとリアの造形:
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Eタイプは、フロントにトーションバー、リアにコイルスプリングを用いた4輪独立懸架(インディペンデント・サスペンション)を採用していました。特にリアサスペンション一式は、デフやインボード・ディスクブレーキと共に独立したサブフレームに組まれ、コンパクトにまとめられていました。
この足回りの高密度なパッケージングにより、リアオーバーハングを短く絞り込み、テールエンドをボートの船尾のように美しくすぼめる「ボートテール」のデザインが可能になったのです。
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3. ロードスター(オープン)独自の美学:クーペとの対比
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Eタイプには固定ルーフを持つ「フィクスドヘッド・クーペ(FHC)」と、オープンモデルの「ロードスター(OTS: Open Two Seater)」が存在しますが、デザイナー目線で見ると、ロードスターの解放感と水平ラインの強調は特筆に値します。
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      ウエストラインの水平性:
      ロードスターは、ドア上部からリアデッキへと続くウエストライン(ベルトライン)がほぼ完璧な水平を描きます。トップ(幌)を下ろした状態では、ウインドシールドが低く立ち上がるのみで、車体全体の「薄さ」が強調されます。
    • トノーカバーと一体化するリアデッキ: 幌を収納しトノーカバーを被せた際、キャビン後部からリアエンドへと至る面は、まるで高級クルーザーのウッドデッキのような贅沢な平滑さを持ちます。クーペが「塊(ボリューム)としての美」を持つならば、ロードスターは「ライン(線)としての美」を極めています。

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4. 現代デザイナーへの啓示:なぜEタイプは古びないのか?
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デジタルツール(CAD)や安全基準(衝突安全、歩行者保護)に縛られる現代のカーデザインから見ると、1961年のEタイプは「二度と作ることができない奇跡」です。
現代の車は、エンジンを高床化せざるを得ず、フロントノーズは厚く、分厚い塊になりがちです。しかしEタイプは、規制のない時代だからこそできた「極限の低さ」「絞り込み」「薄さ」を実現しています。
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さらに、マルコム・セイヤーが用いた「数理によるデザイン」は、流行に左右されない絶対的な幾何学の美しさを含んでいます。流行のグラフィック(奇抜なLEDライトや巨大なグリル)に頼るのではなく、「プロポーション(骨格)」と「サーフェス(肉付き)」の2点のみで勝負していることこそが、発表から半世紀以上を経た今なお、Eタイプが世界で最も美しい自動車として君臨し続ける本質的な理由なのです。
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一見すると官能的でエモーショナルなその姿は、徹底的な理系思考(空力・構造)から導き出された冷徹な計算の産物であり、それが見る者の心を揺さぶるというパラドックス。これこそが、1961年式ジャガー・Eタイプ ロードスターというプロダクトが持つ、最大のデザイン的魅力と言えるでしょう。

 

 

 

#三面写真:


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#主要諸元:

  • 型式:XK型
  • 総排気量:  3,781 cc【水冷直列6気筒 DOHC(XKエンジン 3.8L仕様)】
  • 最高出力 : 268 PS / 5,400 rpm(265 bhp)
  • 最大トルク:36.0 kgf·m / 4,000 rpm
  • 駆動方式:FR(フロントエンジン、リアドライブ)
  • 定員:2名
  • 車体形式:2ドア・ロードスター
  • ホイールベース:2,440 mm
    • 全長:4,445 mm
    • 全幅:1,657 mm 
    • 全高:1,222 mm
  • 車両重量:
    • 1,300 kg

       

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*外観デザインの特徴:似たものがほかに無い風格!

 

 

 

 

 

『他に似たものがない!』

 

 

これが私の
     【E-タイプ】に対するイメージです。

 

 

 

 

2本の円筒型の風船を真ん中で繋げて、
リア部分でトキントキンにとがらせた全体像は、

筏や、水中翼船のような
異形を持ったスポーツカーです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実物を見た印象では、

*黒や緑の濃い外装色の場合、
ーーーーーー>凝縮感があって小さく見え、

*シルバーや、メタリック系の薄い色の場合、
ーーーーーー>大きさや伸びやかさが強調された印象です。

 

 

 

 

では、
類まれな、自動車界の美の極致
『ジャガー Eタイプ・ロードスター』の
外観デザインの特徴を5つ挙げてみたいです。

 

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1:極繊細にクビレた2本の円筒形が前後に伸びやかに描き出す、立体造形の荘厳な面構成とそれを引き締める理想的なロングノーズ&ショートデッキのFRサイドビュー・プロ―ポーションの奏でる【唯一無二】のハーモニー(まとまり感抜群)
ーーー>マルコム・セイヤーズの航空力学とウイリアム・ライオンズの耽美眼の融合が成し遂げた奇跡の造形です。


2:意外と高めのショルダーラインに対しての、リアの車軸上に鎮座するごく小さなソフトトップのコントラストが、エレガントな贅沢感と、スピード感を醸し出しています。ーーー>トップを上げた時のスリークな印象をデザイン段階で吟味したことは間違いありません。


3:ほぼ半円形のようなボディーサイド断面が作り出す、したがわの濃い陰影がボディー全体を高く見せーーー>結果として低空飛行している宇宙船か何か、独特な浮遊感を作り出しています。


4:大きな直6エンジンを内包するボンネットの中央を貫くバルジ部分が、FRロードスターの『凄み』を演出ーーー>それと対照的に薄く細いウインドシールドの繊細さ


5:大ぶりなサイズのタイヤを美しく包み込む、得も言われぬフェンダーカットラインのなまめかしさーーー>実現のため、若干犠牲になったトラック幅がスタンスを弱めてます。(電車の内股な車輪配置的な、、、泣)


弱点:1.660mmと、車幅が狭い上、上記:『特徴5』で指摘した狭いトラック幅によるスタンス感の弱さ。(あと4-5cm広ければ?、、、)

 

 

 

 

 

 

それでは1つづつ、
写真入りで見て行きましょう。

 

1:極繊細にクビレた2本の円筒形が前後に伸びやかに描き出す、立体造形の荘厳な面構成とそれを引き締める理想的なロングノーズ&ショートデッキのFRサイドビュー・プロ―ポーションの奏でる【唯一無二】のハーモニー(まとまり感抜群)

(セイヤーズの導き出した空力的理想形を、ライオンズの美的感性が包み込み、またとない立体造形が完成しました。)

ーーー>マルコム・セイヤーズの航空力学とウイリアム・ライオンズの耽美眼の融合が成し遂げた奇跡の造形です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2:意外と高めの長大なショルダーラインに対しての、リアの車軸上に鎮座する極小さなソフトトップのコントラストが、エレガントな贅沢感と、スピード感を醸し出しています。

ーーー>ソフトトップを上げた時のスリークな印象をデザイン段階で吟味したことは間違いありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

3:ほぼ半円形のようなボディーサイド断面が作り出す、下側の濃い陰影がボディー全体をタイヤに対して高く見せ、

ーーー>結果として低空飛行している宇宙船か何か、独特な『浮遊感』を作り出しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4:大きな直6エンジンを内包するボンネットの中央を貫くバルジ部分が、FRロードスターの『胸の厚み=凄み』を演出

ーーー>それと対照的に薄く細いウインドシールドの繊細さ

 

 

 

 

 

 

 

 

5:大ぶりなサイズのタイヤを美しく包み込む、得も言われぬフェンダーカットラインのなまめかしさ

ーーー>実現のため、若干犠牲になったトラック幅がスタンスを弱めてます。(電車の内股な車輪配置的な、、、泣)

 

 

 

 

弱点:1.660mmと、車幅が狭い上、上記:『特徴5』で指摘した狭いトラック幅によるスタンス感の弱さ。(あと4-5cm広ければ?、、、)

 

 

 

(『AI』にて4cm車幅を広げてみました。どうでしょうか?ーーー>独特な『浮遊感』が消えてしまいました、、、、泣)

 

 

アメリカ車的、地面にへばりつく『スタンス感』を追求すると、
繊細さや、浮遊感が消え去り、

E-タイプの持ち味が薄れて、
ACコブラ的になってしまいました。

やはりE-タイプには『英国的な車幅の狭さ』が
必須なんでしょうか?

 

 

 

それでは、私とEタイプの
「付かず離れずの40年」を語ってみたいです。

 

 

 

*『私』とジャガーE‐タイプ:40年、葛藤の歴史

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#馴れ初め

 

 

私と『ジャガーE-タイプ』との40年に及ぶ歴史は、
その時々で手に入る、

立体模型とのかかわり合いでもありました。

小学生のころから、愛読誌だった【モーター・マガジン】の特集記事などで写真を見てその『異彩を放った美しさ』に見とれていましたが、ジャガーと言えばそのころ発売された【XJ-S】の方に心を奪われていた、というのが正直なところです。

ただ子供心に、
その2つのクルマの共通な美しさを
見初めていたのも事実です。

つまりは、

*低く構え、
*長大でしなやかなサイドビュー、
*絞り込まれて小さくさりげないリアビュー

など、でした。

 

 

 

#E-タイプの立体模型たち、、、

 

 

 

さてそれでは、
立体模型を通してこの40年の流れを見て行きましょう!

 

プラモ編:

 

 

 

*モノグラム社製、1/8プラスチック製組み立てキット、ジャガーE-タイプ クーペ(レッド)

(小学6年生の頃、街中の、大きなおもちゃさんで輸入キットを始めてみた時その中にこの巨大なE-タイプ・クーぺのキットがありました。運よくフィルムがはがしてあり、中をのぞくことが出来、その凄まじい大きさと波打ったボディー曲面の生なましさに圧倒され、急いで、ふたを閉めて、若い店員さんにお礼を言って、棚に戻してもらいました。

ーーーー>長じた後、バンダイから発売されましたが、結局購入できませんでしたが、横向きに改編可能なリアゲートが開けたくて相がありません。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*エレール社製、1/24プラモデルキット、ジャガーE-タイプ・クーペ(レッド)

(雑誌モデルアートを通して知ったフランスのエレール社製の1/24キットが『作りにくいけど味がある』と聞いて、何とか中身が見てみたいと探し回り、確か岐阜のパルコに合ったポストホビーでE-タイプ・クーペを見つけ買ってきました。

ーーー>たしかに、パーツ分割が細かく、接着面積が足りない部分があったりで、ボディーを見回した後、そっと二を占め、見なかったことにして現在も保存してあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*旧レベル社製、1・25プラキット、ジャガーE-タイプ・クーペ&ロードスター(レッド)

(旧米国レベル設計の息の長いキットですボディー造形が少し細目にディフォルメされてますが、ハードトップの出来が秀逸で、キャビンに載せた状態は「涙物」でした。

ーーー>最近新設計されたロードスターより、こちらの方が好みです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*グンゼ産業製, 1/24プラモデル 又は、マルチマテリアル・キット、ジャガーE-タイプ・ロードスター(成形色は多数)

(当時は珍しかった、E-タイプ・ジャガーのロードスターのプラモとして以上に、グンゼ産業の自動車モデル制作全盛時に設計された、『マルチマテリアル・シリーズ』の看板的商品で、デイテール写真モリモリの箱絵が示す通りの内容でした。

ーーーー>後年、簡易バージョンのプラキットも出てましたが、こちらは未見です。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*ドイツレベル社製、プラキット、1/24ジャガーE-タイプ・ロードスター(レッド)

(2020年に完全新金型で、オープン、クーペの両方で発売、最新モデルらしくかなり正確に理宇憂いなボディーを再現してそうです。ーーー>未見ですが、ハセガワから同金型で、日本版も出ているみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミニカー編:

 

 

 

*マッチボックス社製、ディンキーブランド、1/43ダイキャスト完成品、ジャガーE-タイプ・ロードスター(ソフトトップ・アップ仕様)

(かなり古い原型ですが、今がに小さなソフトトップをちょこんと乗せた実車の漢字を完璧に再現しています。

 

 

ーーー>しっかりしたシンプルなつくりが功を奏して、掌の友として最優秀です!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*ベスト製、1/43ダイキャスト完成品、ジャガーE-タイプ・ロードスター(各色)

 

(かなり古い設計で、フロントフェンダー部分の抑揚が少し大げさすぎなのと、造形がややモッサリしていますが、以前は選択肢が少なかったので、重宝しまhした。

ーーーー>現在も現役で生産されているようです。)

 

 

 

 

 

 

 

 

*京商製、1/43ダイキャスト完成品、ジャガーE-タイプ・ロードスター(ブリティッシュ・レーシング・グリーン)

(基本に忠実な良い形を達成、初期京商さんの名作です。

 

 

 

 

ーーー>癖のないいい感じの造形です、ソフトトップ付も出たら嬉しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

*デルプラド製、1/43ダイキャスト完成品、ジャガーE-タイプ・ロードスター(ブリティッシュ・グリーン)

(初期デルプラドの商品ですが、京商のクローンじゃないでしょうか?ー

 

 

 

ーー>安価なサブスクシリーズの第一号としては、少し情けなかったです。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シリーズ3、最終型のミニカー:

 

2000年代以降、英国製クラッシック・カー雑誌の影響で、

 

 

E-タイプ・ロードスターの最後期型に興味が移り、
ミニカーを探しましたがなかなか見つからず、

結果はこんな感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*YATMING社製、ロード・シグネチャー・シリーズ、 1/43 Jaguar E Type シリーズ3(各色)

 

(廉価版ダイキャストですが、初期のE-タイプとの違いをかなり正確に広い車幅、延長されたホイール・ベースなどを再現しています。

 

 

ーーー>常に身の回りに置いて、V12型エンジンを積んが勇姿を楽しく鑑賞させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*オートアート社製、1/43ダイキャスト完成品、ジャガーE-タイプ・ロードスター・シリーズ3(各色)

 

 

(こちらは相当に希少なモデルで、イーベイなどでも高いプレミアがついています。未入手ですが、写真から判断して、全所の廉価モデルは、このオートアート版の劣化コピーではないかと想像できます。

 

 

--→いずれ入手して確認してみたいです。)

 

 

 

 

 

 

 

*オックスフォード社製、1/43ダイキャスト完成品、ジャガーE-タイプ・クーペ シリーズ3(タン)

(最新商品みたいなのですが、写真で見る限り、オートアートとヤトミン版の中間的な見た目です。

 

ーーー>早く、ロードスター版が出てほしいです。)

 

 

 

 

 

再び、シリーズ1:

いよいよこちらが、
今回の写真撮影に使用したミニカーです。

 

 

 

*GFCC社製、1/64ダイキャスト完成品、1961年型ジャガーE-タイプ・ロードスター(LTメタリック・ブルー)

(最近矢継ぎ早に世界の名車をモデル化している中国のメーカー『GFCC』社さんの1/64シリーズの初期の傑作モデルです。ボンネットが開閉可能で、ソフトトップが取りかえ可能、立体造形も情緒たっぷりに再現されています。ーーー>ボンネットの見切り線が少し目立つ以外はほぼ完ぺきモデル化しています。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、
いよいよ三題噺に時間です!

 

 

 

 

*三題噺:野球帽(ソフトトップの見え方)・マルコムセイヤー・美の極致

 

 

 

 

 

 

再び難しそうな
お題がそろっておりますよ!

 

 

お題:

*野球帽
*マルコム・セイヤー
*美の極致

 

 

 

 

1961年型ジャガーE-タイプ・ロードスターにつぃての機構、外観デザインに付いての解説文を、(鎌倉時代の、乗り物好きの若手武士と刀鍛冶の間の)会話調の三題噺式の落語形式で3000字以内で制作してください。全体を貫くテーマは、「空力追求から飛び出した、一番美しいスポーツカーbyエンゾー・フェラーリ」。サゲはこのテーマを再び拾いながらエレガントに馬鹿馬鹿しく、考え落ちとダジャレのコンビネーションでお願いします。お題は:野球帽(ソフトトップの見え方)・マルコム・セイヤー・美の極致

 

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落語「風を斬る太刀(たち)」
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【登場人物】
  • 熊之助:鎌倉幕府に仕える若手御家人(ごけにん)。最先端の鉄馬に目がない。
  • 鉄心:相模国の高名な刀鍛冶。機能美の本質を見抜く職人。
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(高座に上がった落語家、羽織を脱いで扇子をパチリと鳴らす)
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ええ、いつの世ももののふというものは、速きもの、そして美しき道具には目がなきものでござる。
ここ、鎌倉は雪ノ下(ゆきのした)のさる鍛冶場。名うての刀鍛冶・鉄心のもとへ、乗り物狂いの若き御家人、熊之助が血相を変えて飛び込んできたところから始まります。
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熊之助:「頼む、鉄心の親方、おるか! 一大事にござる、驚天動地の鉄馬(てつめ)を見届けて参った!」
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鉄心:「おや、熊之助の若旦那。相変わらずの大声で。今度はどのような駿馬でござんす?」
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熊之助:「馬などという生易しいものではない! 異国の職人が鍛え上げし四輪の鉄馬、『1961年型ジャガーE-タイプ・ロードスター』にござる! 全体を貫く誉れ高きテーマはな、『空力追求から飛び出した、一番美しいスポーツカー』! あの南蛮の辛口なる名馬主、フェラーリ殿すら『これまで作られた中で最も美しい』と嫉妬の炎を燃やしたという、まさに【美の極致】にござるよ!」
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鉄心:「ほう、あの若旦那がそこまで平伏すとは。一体いかなる構造(つくり)で?」
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熊之助:「まず、鼻先(ノーズ)が気が遠くなるほど長い! 研ぎ澄まされた太刀の切先のごとき、見事な流線型にござる。上質な鋼の心臓部(ボンネット)を開ければ、『3.8リッター直列6気筒DOHCエンジン』という名刀のごとき機関が鎮座し、二六五馬力という一軍を蹴散らす猛烈な力を生み出す。しかも骨組みが凄まじい。後ろ半分は鉄の板を筒状に組んだ『モノコック構造』、前半分は刀の鞘を組み合わせたような管状の鳥かご(スペースフレーム)でエンジンを支えておる。軽くて滅法強いのだ!」
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鉄心:「なるほど、強度を出すために構造そのもので支える。刀の『芯鉄(しんがね)』と『皮鉄(かわがね)』を組み合わせる職人の業に通じますな」
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熊之助:「であろう! さらに四輪独立懸架にて、後ろの制動装置(インボード・ディスクブレーキ)は車軸のすぐ横に仕込まれ、車輪側を極限まで軽くしておる。ゆえに荒れ果てた鎌倉街道とて、繭の上を滑るがごとく疾駆できるのだ。この地を這う芸術を設計せしは、【マルコム・セイヤー】という男。こ奴は馬車職人にあらず、空を飛ぶ『飛行機』の設計士なのだ!」
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鉄心:「飛行機の設計士! だから『くうりき(空力)』ってわけですかい」
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熊之助:「左様! 風の流れを数式で計算し、その抵抗をいなす一点のみを追求した。流れる曲面も、丸い前照灯のガラス覆いもすべては計算の産物。しかし、時として、その冷徹なる計算の刃から、図らずも魂を奪うほど官能的な姿が飛び出してしまったのだ!」
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鉄心:「職人冥利に尽きる話だ。……しかし旦那、そいつは屋根のないオープンカー(開放型)でござんしょ? 雨の日はどうするんで」
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熊之助:「そこよ。折りたたみ式の布屋根(ソフトトップ)が備わっておるのだが、それを閉じた姿がなんとも妙にござる(懐紙を折ってみせる)。下半分は風を斬る流線型なれど、上に乗る布屋根は平べったく、前に長いつばがある。まるで南蛮渡来の……ほら、あの【野球帽】という奇妙な笠をぽこんと被ったような、何とも言えぬミスマッチな見え方になるのだ……」
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鉄心:「ハハハ! 空力を極めたマルコム・セイヤーの計算も、雨よけの布一枚の前には形無しだ。開ければ天下一の美女、閉めれば野球帽! そのギャップがたまらねえ。で、その鉄馬はどこにあるんです?」
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熊之助:「由比ヶ浜の港に一頭、南蛮船より陸揚げされたとの噂。今からすぐに見に参り、我が愛馬とする算段にござる! では、行って参る!」
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(熊之助、勢いよく飛び出していく)
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若旦那、目を血走らせて由比ヶ浜へすっ飛んでいきました。砂浜には長大なノーズを持つ「それらしきもの」がむしろに包まれて鎮座しております。
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熊之助:「これだ! カピタン殿、そのジャガーE-タイプ、我が買い取ろう! さあ、その美しい姿を拝ませてくれ!」
むしろがバサリと外されると、現れたのは、確かに風を斬るような見事な流線型のボディ。しかし、色が真っ赤で、車輪がついていない。中央の乗員席(コクピット)には、なぜか長い布の袋が。
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熊之助:「……ん? 船長殿、これがジャガーE-タイプにござるか? 車輪がなく、全体が巨大な太刀の鞘のようだが……」
南蛮の船長、にやりと笑ってこう言いました。
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船長:「オゥ、サムライ! コレ、空力の極致、風を斬る、一番美しい……『ジャガー(車)』じゃなくて、南蛮の快速帆船に積む、一番速い『カッター(短艇・ボート)』デース!」
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熊之助:「ええい、紛らわしい! 車ではなく船であったか! では、このコクピットに乗っている、野球帽みたいな布の袋は一体何なのだ!?」
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船長:「アァ、コレね? 船の帆をしまう、本物の『帆布(キャンバスバッグ)』デース!」
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熊之助:「……なるほど。これが風を斬る『美の極致』か。どうりで、いくら空力を追求してスピードが出ると言っても、陸の上(路上)では走れずに、『航海(後悔)』するわけだ」
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(お辞儀をして、サゲ)

お粗末さまでございました。


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*その他の英国ロードスターたち、、、、

 


 

 

 

とにかくあらゆる時代に

ロードスタータイプの
スポーツカーが存在する、

英国車ですが、

 

 

 

 

 

 

ここでは個人的に贔屓にしている
ロードスターを数台上げてみたいです。

 

 

 

*MG‐B ロードスター、1962(アイスブルー)

(初期に発表された宣伝写真に多く使われたアイスブルーの車体にホワイトウオールのタイヤ仕様のMGBです、1980年まで製造され、ここLAでは最も人気の英国オープン・カーでした。

 

 

 

 

 

 

 

ーーー>カッチリした全体像がクラッシックな味わいを醸しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*ジネッタ G4【キット・カー】1961(メタリック・LTブルー)

 

(フックスヘッド・クーペですが、成り立ち的には、軽量オープン・カーベースの英国バックヤードビルダー、キットカー界の名車です。米国のチータとC2コルベットを足して2で割ったような、抑揚の効いたサイドビューが好みです。

 

 

 

 

*初代ロータスエリート、
*ホンダS660と

並んで、私が所有したかった自動車ベスト3の1つです。

 

 

 

 

 

 


ーーーー>その後もモデルチェンジを繰り返し、G33 も相当カッコいいです。 )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*TVR タスカン、1999(メタリック・オレンジ)

 

(フロント6のヘッドライトや前進デザインが異星人のような偉業を呈したマニアックな少量生産のハンドメイドカーです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー>インテリアの凝った作りも見どころです)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さすがスポーツカー大国のイギリスですね!
小型から中型の
ロードスターが目白押しです!!

 

 

 

世紀の名車:
『ジャガーE-タイプ・ロードスター』の回は、

この辺で
お後がよろしいようで、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回は同じロードスターと言えども、
大きさがガラリと変わりまして、

日本の精密工芸の極み、
『ホンダS800』につて語ってみたいです!

 

 

本ブログと記事内容につきまして:

ブログ記事を書くにあたり私の目標は、立体造形(料理も含めて)とのかかわりを通じて、私個人の特徴的(ネジ曲がり方も含めて)な評価軸を解明することで、「美しさ・美味しさ」に対する好奇心や、探求心を、どのように満足・充足させてきたのかを明記しておくことです。

従いまして、記事の中に出てくる、数字や年号、微細なデータなどには細心の注意を払っておりますが、時に大きな間違いや勘違いを犯していることも考えられます。特に自動車記事における主要諸元や、年号などには紛らわしいものも多く、あくまで参考程度に考えていただければ幸いです。

私としては、記事の中で個人的な外観デザインや味覚の評価、そこから広がる後半部分につなげるための、『流れ』を作るための客観的材料として年号やデータを挿入している感じです。あくまで重視したいのは、私個人の頭の中で起こる、記憶の錯そう的混沌から生まれる新たな『見方』や『情報の予想外のつながり』です。その勢いを作り出す、『流れ』の一環として、諸データが副次的に必要となるわけです。

話がそれますが、大好きな落語の世界に「三題噺」という、その場て会場から募った3つのお題を使って1つのお話に仕立てるといったお遊びがございますが、私はそれに近いことを立体造形の特徴や(料理のお味)をお題にして行っている感じがします。その中で頭の中に去来する数々の着想が、全く予想外で楽しく、次回からの記事内容を大幅に変えたり、新展開につながっています。

 

当ブロブの仕組み:
『好奇心の点と線 x 気まぐれ脳内回路=予想外の新展開』

 

こんな自分勝手なブログですが、今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

追記:上記の『流れ』を作る為に必要な写真はできる限り、個人所有のミニカー・自前の料理などを使い撮影しておりますが、その他の必要最小限の図版や写真を他のブログ主様の記事や諸会社ホームページなどからお借りしております。(記事内容に合うよう加工させていただき、使用時は最小の解像度で載せております。)問題がある場合、ご連絡いただければ直ちに降ろさせていただきます。

追記2:当ブログ記事に掲載のミニカー写真等(個人撮影)は許可なしで、どのようにお使いいただいても結構です。私個人の創造性はこの世のもの、と言う認識の上で記事を製作しています。

 

 

 

 

 

ABOUT ME
折り紙キャット
愛知県生まれ、米国在住の立体造形好き、2025年の山火事で自宅、趣味で改造したガンプラ、フィギュア、ミニカー等のコレクションすべてを焼失。自宅再建と失くした物の買い直しについての日記です。
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